13 June 2016

「Louis Vuitton」(旅するルイ・ヴィトン展) 3-モノグラム編 & 感想




ニューオータニからすぐの麹町にて開催中の、

「旅するルイ・ヴィトン展」

もう、感動。

創業当初からの資料や、手書き感が生々しいモノグラム。

そして、いかに日本との関わりが強いのかを伝える展示。

来場者を一気にその世界観にいざなうインスタレーションは、

LVの歴史・時代を体感しているような感覚に。



さらには、会場にいるスタッフの方々のパッション。

じっくりスーツケースを見ていると、

「その中に展示されているシューズ、バッグ、帽子類は、

歴史を辿って、デザイン性だけでなくサイズ感まで忠実に再現したものなんです。

特に靴を見ていただけると、以下に当時の人の足が小さかったかがわかります。

『このサイズに私は収まりきる!』という徹底的な美意識を、

女性たちは持っていた時代なのかなと思います。」

と、情熱的に話しかけてくるスタッフさんが。

各展示室に、必ず常駐のスタッフさんがいて、

皆さん素敵な笑顔でハキハキと、展示の説明をなさっていました。

LVの歴史に感銘を受け、その素晴らしさを1人でも多くの人に伝えたい!という気持ち。

そんな姿勢で仕事をするって、本当に大切なことですよね。


こんなスタッフさんたちを集めて、そして無料で日本の人々に紹介しているブランド精神に、

感動しました。



また、「写真」に関して思うことがありました。

ヨーロッパでは写真OKな美術館がたくさんあり、

最近日本でも少しずつ増えてきました。

この展示ももちろんOKで、入場と共に来場者ほぼ全員が激写スタート。


私ももちろん「やっほい!」と興奮しながら、カメラを取り出しましたが、

最近、スマホで手軽に撮れるようになった写真に関して、感じることが1つ。


いい!と思ったものを、その場ですぐ撮って、加工して・・・

まさに昔からやりたかったこと!楽しくて仕方がない。

でも同時に、フィルターを通して撮すことに夢中になるがあまり、

モノとの対話の姿勢をないがしろにしているかも・・・と感じました。


被写体を自分の目でどのくらい観察できたか、

生のそのモノの空気感をどのくらい受け止められたか。

そのモノが背負ってきた歴史と、どのくらい深く対峙し得たか。


美術館や博物館には頻繁に訪れていますが、

このことを忘れないようにしたいと思わされたルイ・ヴィトン展でした。



2016年6月19日(日)まで開催中です。

ぜひ予約をして行ってくださいね。

ディズニーランドでfastpassを持っているかのようなスムースさで入場できますよー

ෆ❛◡❛ෆ






BISOUS,
YURIKA






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