ニューオータニからすぐの麹町にて開催中の、
「旅するルイ・ヴィトン展」。
もう、感動。
創業当初からの資料や、手書き感が生々しいモノグラム。
そして、いかに日本との関わりが強いのかを伝える展示。
来場者を一気にその世界観にいざなうインスタレーションは、
LVの歴史・時代を体感しているような感覚に。
さらには、会場にいるスタッフの方々のパッション。
じっくりスーツケースを見ていると、
「その中に展示されているシューズ、バッグ、帽子類は、
歴史を辿って、デザイン性だけでなくサイズ感まで忠実に再現したものなんです。
特に靴を見ていただけると、以下に当時の人の足が小さかったかがわかります。
『このサイズに私は収まりきる!』という徹底的な美意識を、
女性たちは持っていた時代なのかなと思います。」
と、情熱的に話しかけてくるスタッフさんが。
各展示室に、必ず常駐のスタッフさんがいて、
皆さん素敵な笑顔でハキハキと、展示の説明をなさっていました。
LVの歴史に感銘を受け、その素晴らしさを1人でも多くの人に伝えたい!という気持ち。
そんな姿勢で仕事をするって、本当に大切なことですよね。
こんなスタッフさんたちを集めて、そして無料で日本の人々に紹介しているブランド精神に、
感動しました。
また、「写真」に関して思うことがありました。
ヨーロッパでは写真OKな美術館がたくさんあり、
最近日本でも少しずつ増えてきました。
この展示ももちろんOKで、入場と共に来場者ほぼ全員が激写スタート。
私ももちろん「やっほい!」と興奮しながら、カメラを取り出しましたが、
最近、スマホで手軽に撮れるようになった写真に関して、感じることが1つ。
いい!と思ったものを、その場ですぐ撮って、加工して・・・
まさに昔からやりたかったこと!楽しくて仕方がない。
でも同時に、フィルターを通して撮すことに夢中になるがあまり、
モノとの対話の姿勢をないがしろにしているかも・・・と感じました。
被写体を自分の目でどのくらい観察できたか、
生のそのモノの空気感をどのくらい受け止められたか。
そのモノが背負ってきた歴史と、どのくらい深く対峙し得たか。
美術館や博物館には頻繁に訪れていますが、
このことを忘れないようにしたいと思わされたルイ・ヴィトン展でした。
2016年6月19日(日)まで開催中です。
ぜひ予約をして行ってくださいね。
ディズニーランドでfastpassを持っているかのようなスムースさで入場できますよー
ෆ❛◡❛ෆ
BISOUS,
YURIKA
ジュリカオフィシャルLINEスタンプ
ジェエリーガール・ジュリカちゃん